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まこパパさんにB4のPCSメンテナンス工程を撮影していただきコメントしていただきました。

まこパパの鰤は黒いんです。黒いということは手入れが(x x)なんです。
しかも、なぜかフッ素塗装頼み忘れたんです。
と言うわけでプロテクトさんでコーティングしていただきました。
まこパパがプロテクトさんにお願いした理由は、
●新車の状態を出来る限り保存するのがコーティングの役目
●塗装を削ってどうするの?という磨きに対する考え方
●短周期で実施していただけるメンテナンスの安心感
からです。


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伺った当日、まこパパは名神をぶっ飛んでいったんですが、その際に虫さんの大虐殺を行ったようで、まずはフロント周りに専用の虫取り液散布中 (別途料金)です。絶対にこすり取ってはいけません。取りにくい時は、タオルをかぶせてその上から水をかけ柔らかくすると取りやすいそうです。
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次にホイール周りに鉄粉除去剤散布です。噴霧器使用あたり、さすがプロですね。

鉄粉除去剤散布後(別途料金)です。既にあらかたの汚れが流れ出しています。
 
高圧洗車機にて足回りのすすぎ中です。口のところで噴射形状が変化出来るタイプの物です。まこパパも一台ほしい一品ですね。
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洗剤によるボディー洗車中です。当然この前に高圧洗車機で埃等を流しています。使われているスポンジは特別製で面圧が高くならないように工夫がされています。なお、洗剤についての考え方ですが、汚れを落とさせる為に使用するのではなく、滑りを良くして洗車傷を付けにくくするために使用するそうです。
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高圧洗車機によるボディーのすすぎです。きっちり洗剤を洗い流します。

さて、問題のふき取りですが、ふき取りません。ブロアーを使って吹き飛ばします。実際の洗車において傷を付ける最大の原因がふき取りなんだそうですが、この方法なら傷はつきませんね。使用されているブロアーは大型で音もかなりな物ですが、一般に販売されている小型の物でも十分使えるそうです。
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流れる様に水が吹き飛んでいきます。うーん、まこパパも是非ほしい一品です。

水平面が終わったところで、垂直面に移ります。このあたりは通常のふき取りと順番同じですね。
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垂直面の吹き飛ばしも水滴を上から下へ徐々に追いやっているようです。

吹き飛ばし後の部分です。見事に水滴が無くなっています。
 
外面の水滴が無くなったところで早々に室内移動です。写真は、移動後にドアの内側に付いている水滴をエアガンで吹き飛ばしているところです。自分で洗車の時には良く忘れて後で水の流れた線を作ってしまう部分ですね。
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さて、お待ちかねのメンテナンスです。メンテナンスとは、劣化したコーティングの補修と補充です。これらの作業を繰り返すことによりコーティングの膜が 強化(高分子化)していくそうです。 なお、今回のコーティングは新開発の物だそうです。感謝。
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外観部分メンテナンス終了部分です。バンパーはもちろん、ヘッドライトにもコーティングされています。光方が均一で大変良好です。

屋根部分のメンテナンスです。台はペットボトルのケースです。これで下に降りることなく屋根半面の作業が出来ます。
 
屋根の一部に出来ていたイオンデポジットの補修中(別途料金)です。当初のコーティング皮膜上にクレーター上に盛り上がっているカルシュウムの山を 除去作業だそうです。
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外観メンテナンス終了後の垂直面です。背景の写り込みが滲みもなく見事な仕上がりです。
 
トランク周りの作業では、トランクを開放して行ってみえました。羽に隠れる部分、開口部分はこうしないと出来ませんね。(まこパパはやってなかった..反省)
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メンテナンス終了後のリヤです。ランプ類もすべてコーティングされています。レガシーのスモークランプってコーティングすると綺麗ですよぉ。
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外観メンテナンス終了後の助手席サイドビューです。結構汚れやすいフェンダー部分もピカピカです。

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●メンテナンス前

メンテナンス前のボンネット・フェンダー付近です。白いイオンデポジットが多々見られます。また、写り込んでいるライトも心なしぼんやりしています。
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  ●メンテナンス終了後

メンテナンス後です。イオンデポジットが見事に消えております。写り込んでいるライトもはっきりしております。
●メンテナンス前

吸気導入口の上あたりにかなり大きめのイオンデポジットがあります。 こちらは、まこパパがフロントガラスを洗剤で洗ったときに付いた水滴が原因でかなり強力です。
  ●メンテナンス終了後

うっすらと跡がみえますがほとんど目立たなくなっています。メンテナンスの繰り返しで膜厚を確保しつつ徐々に回復させてゆく方針で行きましょうとのことです。
(なにせアルミですから焦りは禁物です)
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すべて終了したところです。落ち着きのある艶が黒には非常にマッチしている様に感じるところです。まこパパにとっては3ヶ月に一回の精神安定剤ですね。

レガシーB4 基本PCSメンテナンス作業時間(約2時間)
もちろんPCSプロコーティングがしてあるからメンテナンスが簡単にできるのです。

 

今回のPCSメンテナンス工程を撮影していただきコメントしていただいたレガシーB4のまこパパさん、大変ありがとうございました(_o_)次のメンテナンスお待ちしています。

 

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