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ここでは私(PCS代表・松村)が、今まで体験してきた事に基づいた考えを述べたいと思います。異論のある方もおられましょうが、あくまで私個人の意見ですのでご了解ください。


乗っている愛車が綺麗でいる事は本当に気持ちの良いものです。
新車を購入していつも綺麗にしていたいと思い、ワックスやコーティングをされると思いますが、何故ワックスやコーティングをするのか、何故したほうが良いと思われたのでしようか?
ほとんどの方が何もしないと塗装の艶が無くなったり、劣化するという事をわかっているはずですよね??

自動車の塗装も例えるとすると、「鉄板を守るコーティング」であり、色々なモノマー(単一な物質)が重合したポリマーです。使用目的や用途で必要な役割に合わせて使用されています。
厚みは平均100μ、160度で約30分焼かれているので、強い皮膜だと思いませんか?
ですが、艶が無くなるほとんどのダメージは太陽光線(紫外線)で一部が空気(酸素)によって劣化・酸化していくのです。また、ガラスのように硬くしたら傷が付きにくいと思われますが、鉄板は熱で伸び縮みするため、塗膜が硬いとそれに追従できず、割れ(ヒビ)が発生してしまうのです。
従って、塗膜の硬度は5H以下が限界ではないかと思われます。

ガラスにも、ワイパー傷や拭き傷が入っている車を見た事があるでしょう?
何故あんなに硬く平滑なのに傷が入るのか?原因としてガラス以上又は同等の硬度を持った異物(石・金属)で擦りつけるのと、太陽熱(特に夏場)でガラスが加熱され、本来のガラス硬度より柔らかくなってしまい、そこを汚れたタオルなどでごしごし擦りつけたり、雨の降り始めにワイパーを作動(ワイパー上にホコリなど滞留させたまま)させたりする事で傷が付き易くなるのです。
 もし、塗装がガラスのように硬くなったとしたら、傷は付きにくくはなりますが、今度は付いた傷が、削っても消えにくくなり、また艶も出しにくくなるでしょう。

表面に「傷が付く」と言うことは「削れる」と言うことがいえます。
400番のサンドペーパーで傷が付けられたとしましょう。しかし、どんなに繰り返してもそこには400番のペーパー目しか出来ません、800番では800番の目です。
どんどん細かい番手の2000番〜5000番と細かくしていき、人間の目で見て透明に見える数万番手まで上げて傷を傷で削っていったとします。
10000番以上などは軽石やケイ素を主にした研磨剤が使用されていますが、例え30000番の研磨剤で磨いても塗膜には30000番の傷が付いていると言うことです。
しかし、磨きの技術には直線の傷は見え易いのですが、傷をクロスさせることで傷を点に変え見えにくくする技法があります。
もちろん研磨剤のみでなく支えるバフの種類、ウレタン・羊毛・など種類は多数ありポリッシャーも多様です。(1000番のペーパーで一回擦ると約1ミクロン以上の傷が付きます、と言うか削れてしまいます。又、番手が細かくなるほど研磨力は弱くなります。ガラスに傷を付けられてもミクロまで均等に研磨するのには、同質に近い成分で磨きます。)

研磨した後のミクロの傷が保護剤と言うコーティングの足付けに利用して定着率を上げている施工方法が主流なのですが、コーティングが取れてしまった後には傷だらけのオリジナル塗装が残るだけです、研磨したらコーティングを切らさない様にする事が必要になります。

ポリッシャーの種類ですが、代表的なのが一方方向に回転する「シングルアクション」花びらの様に回転する「ダブルアクション」小刻みにに動く「オビタルアクション」正逆を10度前後で正逆を繰り返す「リバースアクション」ダブルアクションとシングルの動きを一緒にした「ギャサンダー(デュアルアクション)」などがあり今後の主流になりつつあるのがこのギヤアクションで各社が数年前から改良を加えて使用されるようになりましたのでバフ目といわれるオーロラ減少は少なくなったようです、使用回転数も700回転〜10,000回転(1分間)が有り電気式、エアー式など多様です。作業目的で使い分けているのが一般的ですが、電気式のシングルポリッシャーのみで仕上るには相当な技術と経験を持たないと出来ないと思います。PCSは1999年からほとんどシングルなど必要がない技術を確立しており各社がようやくPCSの理論を理解してきたようですが・・・。

バフの種類も多くありウレタンバフだけでもウレタン密度、厚み、硬さ、大きさなど、羊毛バフはウレタン以上に種類があります。
何故、これほどの種類があるのでしょうか?
それぞれの塗膜に対しての面圧が違うからです面圧が上がると摩擦熱が発生します。
逆に、これらをうまく使い施工をすれば、磨きの完成度が高められると考え新しい発想が生まれていると言えるでしょう。

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